こんばんは。
3.11 東日本大震災
あれからもう9年も経ったんだな。
忘れない
当時私は都内の高層ビルにある会社で派遣社員として働いていました。
地震発生時は高層ビルのエレベーターの中で、エレベーターが緊急停止してスピーカーから
「降りてください!」
のアナウンス。
そこからバタンバタンとすごい音が響いて、ビルの非常扉が自動でどんどん閉じられて行きました。
私の勤務するフロアは20階で、そこまで非常階段を使って戻りました。
自席に戻ると余震、そしてテレビでは津波の様子が映し出されていた。
あの時の気持ちは今も忘れることができません。
そして、ビルのエレベーターは停止し、電車も全て停止し、帰宅難民になりました。
なんとか家に戻れたのは深夜2時ごろ。
部屋は物が散乱してぐちゃぐちゃで、ガスが止まっていました。
徹夜で部屋を片付けました。
当たり前の日常が崩壊
工場が被災して、物流が止まって、物がなくなりました。
食べ物がなくなりました。
そして銀行のシステムが止まって、お給料が振り込まれず、生活するお金がなくなりました。
当時はメインで使ってた銀行だったので本当に困りました。
物がなくて、お金もないということを経験したのも初めてだったと思います。
さらに自宅待機を命じられたけど、お給料の保障もなくて、有休を持ち出しました。
東日本大震災は大変な災害で、私は「物がない」「お金がない」という状態でしたが、
「命がありました」「家も無事でした」。
おわりに
9年経って、何年経っても、忘れないし、忘れてはいけないなと思います。