新年度が始まりましたね。会社内でも色々と動きがある時期かと思います。
今回は私の派遣社員としての経験から「モヤモヤすることについて」書こうと思います。
派遣社員は機械じゃないんです
新年度が始まったことで、色々と新しくすることがあります。
それは業務上でも発生します。
私が派遣先で頼まれた仕事は今年度一年分の受注書と発注書を作って欲しいということ。これは営業さんが自分の仕事の売り上げを記録する重要な仕事。
その月ごとに受注書と発注書を作成して、月ごとの数字を追っていくのが通常の流れですが、頼んできた人は
「毎月作るのが面倒くさい。忘れるからやっといて。」
とのこと。一年分を一気に作って欲しいと依頼してきました。
受注書は約100件、発注書は軽く250件を越えます。
これを「大したことじゃないからやっといて」だと。
2日やってみて、できたのがわずか36件です。
他の仕事もあるのに、あとどれだけ時間がかかるかわかりません。
こういう無茶振りをする人、派遣社員を機械かなんかだと思ってる人、割といます。それはおじさんに多いです。
モヤモヤしまくりです。
どっちがやってもいい的な「派遣社員」くくり
社員にしてみれば、「派遣社員」という名前なんでしょうね。
「派遣さんどなたかやっておいて」みたいなことなんでしょうね。
正直、モヤっとします。
一応、契約書というものがあって、業務内容が書いてあります。面接の時に担当業務も聞かされます。
なので、自分の担当業務はもちろんやります。人には能力に差があります。処理能力にも差があります。
「派遣さんAができなかったら、派遣さんBが手伝ってあげて。」みたいなこと。
かなり、モヤっとします。
能力に差があるのは仕方ないので、引き受けた派遣さんAはできないことを社員に報告して自分で対処すべきだと思うのです。
Aさんができない時はBさんがやってみたいなことを毎回繰り返すとそれが当たり前になり、Aさんは毎回Bさんに頼るようになるし、周りもBさんがなんとかしてくれると思うようになってしまいます。
こういう状態になるといつしか不幸が生まれます。
なんらかの事情でBさんがAさんの尻拭い(あえて言います)ができなかったとしますよね。その時に悪者になるのはBさんです。
いつも最終的にBさんがやってくれるのに今回はやってくれなかったから終わらなかった。本来仕事を頼まれたAさんが自分で最後までやるのが当たり前なのに、最後にいつもBさんが手伝っていたために矛先がBさんに移るのです。
これは不幸以外の何物でもありません。
私は他の派遣社員の世話をむやみに焼かないと決めています。派遣社員は社会人経験のある人ばかりですので、人に頼るのが当たり前で対等に付き合えない人とは距離を置くようにします。
おわりに
もしも他の派遣社員を手伝って欲しいと依頼されたら、30分だけならと短い時間を指定して手伝うなど、なるべくこっちに責任がこないようにします。
自分を守るためですね。あんまり人の世話を焼いて頑張りすぎてもそれほどいいことはないので、そこはスパッと割り切っています。
自分の仕事はきっちりやる。派遣社員は割り切りが大事です。