こんにちは。
あと2ヶ月ほどで3年満期を迎えるというところでしたが、なんとこの度、更新なしということで雇い止めを伝えられました。
同一労働同一賃金が開始される
来年2020年4月には同一労働同一賃金が開始されます。
この新しい法律ができることによって、正規雇用者と非正規雇用者で不合理な待遇格差の解消を目指すものとして作られたのです。
雇用形態に関係なく仕事内容で待遇が決まるのであるならば、自由な働き方を選べるというものになるはず。
実際はどうなの?
契約社員や派遣社員が正社員と同等の働きをしていたとして、賃金を上げるとなれば、企業は人件費がかさんでしまいます。
そもそも正社員より安く使えるから契約社員や派遣社員を雇っているわけです。
安く使えないなら、雇い止め。
同じ賃金を払うなら企業は社員を守りますよね。年功序列など古い体制が横行している企業は特に。
これまで、散々、やりがい搾取されてきました。
私の派遣先もどちらかといえばそんな企業です。
なので、今回私は契約更新なしということで雇い止めです。
やりがい搾取、そして、雇い止め
社員と同等の働き方、これまで社員と同等という仕事は多々ありました。
アイデア5本以上考えてプレゼン資料作成してきて
休みの間に考えてきて
飲みながらでもいいから考えてきて
こういった勤務時間として付けられないようなプライベートな時間にまで仕事のことを考えるように言われることもしばしばありました。
私としては頼りにされているのかなという風に思っていたこともありました。
それが、
出したアイデアが採用された場合、
ありがとう、あとはこっちでやるから
とアイデアだけ搾取されるということが多々ありました。
その他にも派遣社員の私が一人で動いて、休日出勤して現場を仕切って、まとめて、報告だけ社員にするということもありました。
その際も手柄は社員です。
会社の役員に「お疲れ様」と言われるのは社員のみです。
企業にとって派遣社員は便利な幽霊なのかもしれません。
安く、都合の良いように使って、雇い止め
これが事実です。
こんな企業ばかりでないことを祈りたいですが、、、
これから「雇い止め」は増えそうな気がします。
実際、私と同じタイミングで「雇い止め」になった人が同じ会社にいます。
おわりに
終身雇用が崩壊していく時代ですからね、多様な働き方ができるようになれば、とても嬉しいことです。
もちろん企業が非正規雇用者の待遇についてちゃんと対応してくれればですが。